【色彩検定3級対策】第9回_配色イメージについて解説!色の三属性やトーンから考えてみよう

色彩検定3級

この記事をおすすめする人

・色彩検定3級を勉強中の人

・基礎を見直したい色彩検定2級・1級を勉強中の人

・配色イメージについて興味のある人

この記事では、『配色イメージ』について解説します。

赤字部は重要なので、色彩検定を受ける時には覚えていきましょう!

色の配色について説明しているので、色彩検定を受けない人も興味のある人は読んでみてください。

※この記事は2025年時点の色彩検定3級の出題範囲を参考にして作成しています。

色彩検定3級の出題範囲とこの記事の内容
  1. 色のはたらき
  2. 光と色
  3. 色の表示(表色系)
  4. 色彩心理
  5. 色彩調和
  6. 配色イメージ←この記事の内容
  7. ファッション
  8. インテリア
  9. 慣用色名

1.配色イメージの基本

色には心理的なはたらき(心理効果)(※)があり、配色イメージにも大きく関わっています。

(※)心理的なはたらきについてはこちらで詳しく説明しています。

国、環境、時代や個人差などに関係ない、普遍的なものが配色イメージの基本となります。

配色イメージには何らかの色の傾向があります。

この色の傾向について、色の三属性(色相、明度、彩度)とトーンに分けて説明していきます。

2. 色相と関係する配色イメージ

色相と関係する配色イメージは寒暖感と興奮・沈静感です。

2-1. 寒暖感

寒暖感とは、色を見たときに「暖かい」「冷たい」と、温度を感じることです。

暖色を組み合わせた配色は暖かいイメージになります。

反対に、寒色を組み合わせた配色は冷たいイメージになります。

2-2. 興奮・沈静感

興奮・沈静感とは、色を見たときに興奮したり落ち着いたりすることです。

暖色系の高彩度(vトーン)を組み合わせた配色は興奮感の強いイメージになります。

反対に、寒色系の低・中彩度を組み合わせた配色は沈静感のあるイメージになります。

配色例

3. 明度と関係する配色イメージ

明度と関係する配色イメージは軽量感と硬軟感です。

3-1. 軽量感

軽量感とは、色を見たときに「軽い」「重い」と、重さを感じることです。

明度の高い色を組み合わせた配色は軽いイメージになります。

反対に、明度の低い色を組み合わせた配色は重いイメージになります。

配色例

3-2. 硬軟感

硬軟感とは、色を見たときに「硬い」「軟らかい」と、硬さを感じることです。

明度の高い色を組み合わせた配色は軟らかいイメージになります。

反対に、明度の低い色を組み合わせた配色は硬いイメージになります。

配色例

4. 彩度と関係する配色イメージ(派手・地味感)

彩度と関係する配色イメージは派手・地味感です。

派手・地味感とは、色を見たときに「派手」「地味」と、派手さを感じることです。

彩度の高い色を組み合わせた配色は派手なイメージになります。

さらに色相差が大きいと、より派手なイメージになります。

反対に、彩度の低い色を組み合わせた配色は地味なイメージになります。

彩度が低いと、色相差はあまり地味さに影響しません。

配色例

5. トーンと関係する配色イメージ

トーンと関係する配色イメージはモダン、ダイナミック、クリア、カジュアル、ナチュラル、エレガント、シック、ロマンチックです。

5-1. モダン

モダン(modern)とは、『現代的、最新鋭のモノ』という意味です。

モダンな配色とは、シンプルで洗練された色の組み合わせを指すことが多いです。

具体的には、無彩色に中・高彩度の青系の色を組み合わせて、明度のコントラストをつけることでモダンなイメージになります。

配色例

5-2. ダイナミック

ダイナミック(dynamic)とは、『動的、力強い、活動的な』という意味です。

ダイナミックな配色とは、視覚的にインパクトがあり、活気や動きを感じさせる色の組み合わせを指すことが多いです。

具体的には、高彩度の暖色に、色相に対照性のある高彩度色や黒を合わせてコントラストの強くすることでダイナミックなイメージになります。

配色例

5-3. クリア

クリア(clear)とは、『透明な、はっきりした』という意味です。

クリアな配色とは、透明感のあるさわやかな色の組み合わせを指すことが多いです。

具体的には、低・中彩度の明清色の寒色を組み合わせることでクリアなイメージになります。

また、白色系の色を加えると、さらにクリアなイメージが強く感じられます。

配色例

5-4. カジュアル

カジュアル(casual)とは、『気軽で、堅苦しくない』という意味です。

カジュアルな配色とは、気軽で親しみやすく、堅苦しくない色の組み合わせを指すことが多いです。

具体的には、橙~黄の明清色に、色相に対照性のある明清色や純色に組み合わせることでカジュアルな配色になります。

配色例

5-5. ナチュラル

ナチュラル(natural)とは、『自然な』という意味です。

ナチュラルな配色とは、自然を感じるような落ち着いた色の組み合わせを指すことが多いです。

具体的には、黄緑~青緑系の明清色はフレッシュでナチュラルなイメージになります。

また、橙~緑系の低・中彩度の色を使うと温かみのあるナチュラルなイメージになります。

配色例

5-6. エレガント

エレガント(elegant)とは、『上品な、優雅な』という意味です。

エレガントな配色とは、上品で洗練された、優雅さを感じる色の組み合わせを指すことが多いです。

具体的には、明清色の紫系と、低彩度で中明度の紫系の色を組み合わせるとエレガントなイメージになります。

また、明度差の小さい配色にするとエレガントさが増します。

配色例

5-7. シック

シック(chic)とは、『洗練された、上品な』という意味です。

シックな配色とは、上品で洗練された、大人っぽい色の組み合わせを指すことが多いです。

具体的には、 低・中彩度で低・中彩度なトーンの色に低・中明度の無彩色を組み合わせると大人っぽいシックなイメージになります。

また、色相を青系にすると都会的なイメージ、茶系にするとクラシックなイメージが加わります。

配色例

5-8. ロマンチック

ロマンチック(romantic)とは、『愛や美しさのある雰囲気』という意味です。

ロマンチックな配色とは、柔らかく温かみがあり、かわいらしい色の組み合わせを指すことが多いです。

具体的には、低・中彩度の明清色の暖色系を組み合わせることでロマンチックなイメージになります。

特に、ピンク色はかわいらしさを強く感じさせます。

配色例

まとめ

『配色イメージ』について説明していきました。

本文中の赤字部は全て重要ですが、「一度に全部は覚えられないよ」という人はまずは下のまとめから覚えていってください。

ただ、文字だけだとイメージが湧きにくいですよね。

何回もこの記事の配色例を見たり、問題を解いたりしてイメージをつかんでいってくださいね。

まとめ
  1. 色の三属性(色相、明度、彩度)に関係する配色イメージ
    • 寒暖感:暖色の配色は暖かい、寒色の配色は冷たいイメージ
    • 興奮・沈静感:暖色系の高彩度の配色は興奮感の強い、寒色系の低・中彩度の配色は沈静感のあるイメージ
    • 軽量感:高明度の配色は軽い、低明度の配色は重いイメージ
    • 硬軟感:高明度の配色は軟らかい、低明度の配色は硬いイメージ
    • 派手・地味感:高彩度の配色は派手、低彩度の配色は地味なイメージ
  2. トーンに関係する配色イメージと特徴
    • モダン:無彩色に中・高彩度の青系の色を組み合わせて、明度のコントラストをつける
    • ダイナミック:高彩度の暖色に、色相に対照性のある高彩度色や黒を合わせてコントラストの強くする
    • クリア:低・中彩度の明清色の寒色を組み合わせる
    • カジュアル:橙~黄の明清色に、色相に対照性のある明清色や純色に組み合わせる
    • ナチュラル:黄緑~青緑系の明清色はフレッシュナチュラル、橙~緑系の低・中彩度の色を使うと温かみのあるナチュラル
    • エレガント:明清色の紫系と、低彩度で中明度の紫系の色を組み合わせる
    • シック:低・中彩度で低・中彩度なトーンの色に低・中明度の無彩色を組み合わせる
    • ロマンチック:低・中彩度の明清色の暖色系を組み合わせる

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました